事業の概況と見通し

印刷する

事業の概況

当連結会計年度の我が国経済は、上期は電力供給の制約や原子力発電所の災害による影響により厳しい状況であったものの、下期より景気は緩やかに持ち直しております。しかし、欧州債務危機の影響や原油価格の高騰、円高による景気の下振れ懸念は払拭されず、依然として厳しい状況でありました。
当社グループの中核事業である即席めん業界は、一時的に震災による需要増があり、夏以降は、競合各社の積極的な新商品投入により、市場が活性化しました。しかし、小麦をはじめとする原材料価格の高騰により、厳しい環境下にありました。
このような環境の下、当社は、多様化する消費者ニーズに対応するため、グループの強みである技術力を活かした商品開発を行うとともに、一層のブランド価値向上に努めました。また、新興国を中心に急成長する海外即席めん市場に対応するため、グローバル戦略を一層推進し、戦略実行の迅速化を図る施策に取組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は前期比1.5%増の3,806億74百万円となりました。利益面においては、営業利益は前期比24.1%減の262億11百万円、経常利益は前期比22.8%減の280億99百万円、当期純利益は前期比10.7%減の185億38百万円となりました。

連結売上高

(単位:百万円)

  60期
(2008年
3月期)
61期
(2009年
3月期)
62期
(2010年
3月期)
63期
(2011年
3月期)
64期
(2012年
3月期)
1Q 93,668 86,857 90,732 89,125 91,104
2Q 189,734 174,412 178,513 175,831 180,034
3Q 302,505 277,522 278,630 279,982 285,125
4Q 385,469 362,057 371,178 374,932 380,674

連結営業利益

(単位:百万円)

  60期
(2008年
3月期)
61期
(2009年
3月期)
62期
(2010年
3月期)
63期
(2011年
3月期)
64期
(2012年
3月期)
1Q 6,490 7,170 7,945 9,813 9,832
2Q 11,320 11,526 12,395 14,379 12,033
3Q 21,700 19,255 24,209 26,622 20,822
4Q 27,671 23,552 27,341 34,357 26,211

連結経営利益

(単位:百万円)

  60期
(2008年
3月期)
61期
(2009年
3月期)
62期
(2010年
3月期)
63期
(2011年
3月期)
64期
(2012年
3月期)
1Q 8,159 8,237 10,298 11,043 10,787
2Q 14,496 13,754 15,750 15,268 13,215
3Q 25,856 22,626 28,402 27,811 23,290
4Q 32,798 28,748 32,794 36,418 28,099

連結当期純利益

(単位:百万円)

  60期
(2008年
3月期)
61期
(2009年
3月期)
62期
(2010年
3月期)
63期
(2011年
3月期)
64期
(2012年
3月期)
1Q 4,754 3,540 6,589 7,170 9,440
2Q 5,478 5,716 10,417 9,520 10,619
3Q 12,160 8,332 17,856 17,271 16,306
4Q 13,591 15,890 20,496 20,756 18,538

今後の取組み

食品企業の最重要課題である「食の安全」の追求は、当社の創業以来の開発、製造の一貫した基本方針であり、引続き品質管理体制を強化していくとともに独自の品質保証体制を確立してまいります。
そして「環境問題への取組み」としては、商品開発の面において詰め替え用商品の拡充や、紙容器化推進などの取組みも進めてまいります。
また今後、電力需給問題に関し、生産体制を整備するなど、グループ全体で節電に努めてまいります。